皮膚科でほくろを取る
皮膚科の最大の強みは、大体において保険が適用される、ということでしょうか。
それから無視できないのが、「悪性のほくろを見抜く」という大事な仕事。
近年紫外線の量も増え、皮膚がんの数も増え続けています。
ただ「取りたいからほくろを取る」だけではなく、
はたしてそのほくろが「安易に取ってしまってよいものか」を診てもらうのは、
重要な選択といえるでしょう。
美容外科でも気をつけてはいると思うのですが、ほくろは簡単な施術で取れるので、
「じゃあコレ、レーザーで取っちゃいましょう」
と、簡単にレーザーを当ててしまうことも。
ほくろのがん、「メラノーマ」にレーザーを当ててはいけません。
取り残しや、刺激による悪化が心配されます。
転移しないよう、しっかりと周辺の組織も含めて切除しないとだめなんです。
皮膚科はその点から見ると、切開治療にも優れているのではないでしょうか。
ほくろの場所によっては、レーザーより切開のほうが跡が残りにくいこともあります。
切らなければいけないとしたら、普段レーザーに頼っている人よりも、
肌の流れを知っていて、縫合の上手なお医者様のほうがいいですよね。
けれどもお医者様によっては「治ればいい」といういい加減な方もいますので、
美的な観点が自分と異なる場合は、止めておいたほうが無難です。
「取れといわれたから取ってやったんだ」というのではなく、
ほくろ1個でも取る方法やその後の経過、起こりうる困った事態など
詳細に説明して「どうしますか」、と聞いてくれるお医者様を探しましょう。
小さな疑問点でも要望でもどんどんぶつけて、嫌そうな様子を見せるなら
そこの病院はパスです。
本当に患者さんの立場に立って考えてくださる方なら、
注文が多いほうが具体的に計画を立てやすいはずですからね。